2018.08.14 Tuesday
順調に焼成が進んでいます。
乾燥を終え、焼成で何事もなく順調に焼成を終えた作品が、
工房のテーブルの上に並びました。
粘土は充分乾燥の後でないと、焼成時に割れたり、粉砕したりと
様々なトラブルがあります。それを避ける為に完璧な乾燥になるように
毎日天地を返したり、風に当てるなど優しく見守って行くのです。
今回は着彩の発色の鮮やかさを重視して信楽粘土を800度で焼き上げました。
テラコッタの荒々し示唆と異なり、滑らかな表情が特徴です。
ワンちゃんをモチーフに細かな部分を手に持ちながら、耳が垂れないように
気を配りながらの制作です。
見るからにスベスベした質感が分かると思います。
エアコンの風や、体温で直ぐに乾燥し始めるので制作時の粘土管理が大変です。
犀をモチーフにして陶枕(焼物で作られた枕)に挑みました。
粘土が3kg程使って一次制作の為柔らかい土を形が崩れないように手で
支えながらの作業は大変です。
犀の制作を終えて余った時間でカップを作ってみました。
一度大きな作品を作った後では、手の中での土の動きが感覚的に理解出来るので
アット言う間にカップができました。
生徒さんへの指導に忙しかった為に映像を撮ることができませんでしたので、
年長さんの女の子の仕上がった像をアップしました。
同じように気品ある像の中1生の作品です。
最終クルーは成人、幼児,小学生が入り交じって大変な熱気でした。
それぞれ、自分の作品に対してのこだわりがあります。幼児にも成人に負け
ない位強いこだわりが・・・・・・それを見ていた成人も触発されるという場面も
多くあり、なかなか作業が捗らないということがありました。
削りで皿を作ってみました。本制作はカボチャです。余った土で小品の
制作では、課題から外れ自由になった気楽さから面白い作品が良く生まれます。
| - | 23:08 |
- | -